入院5日目

2015年11月

朝6時起床

前の日が早く寝てしまったので
5時には起きてしまい
トイレに行くと、目眩がまだクラクラ
ヨタヨタで鏡を見ると
顔の一部(左のホホ)に赤い湿疹が!
痒みは全く無かったけど
ボコボコして気持ち悪い感じでした。

直ぐにベッドに戻りウトウト。

朝食を楽しみに待っていました。


血圧と体温をして
37℃と、問題は無く
点滴を交換。

トイレに行くときもまだ
クラクラしていましたが
直ぐに、落ち着きました。

7時 朝食



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五分粥
味噌汁
青菜の玉子炒め
ごま酢和え
海苔の佃煮
ヨーグルト

食欲は出ていたのに
お粥は半分しか
食べられず。
でも、おかずは全て完食(笑)

朝の回診で先生から
『キズも綺麗だし、点滴は
終わりにしましょう。』

おー!!
もう点滴卒業なのね。

『後、小さいのを2本だけね』

って!終わってないじゃん!

その点滴も抗生剤で
1時間で終わる量でした。

12時 お昼



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お粥
ボルシチ
鮭サラダ
ヨーグルト

お粥とボルシチって(笑)
組み合わせに驚きました。

お粥の量が多くなってました。

やはり、おかずを食べると
お粥は半分が限界
2日近く食べてないと
量が減ってしまいます。


点滴を外して貰い
気分はスッキリ!!!

まだ、歩き出しに目眩があったので
点滴の棒は支えとして置いて貰いました。

ゆっくりとロビーを歩いて回ったり
飲み物を買いに売店へ行ったり
体を動かすことをしました。

腹帯をしていたので
お腹をかばう事無く歩けました。

ただ、トイレで尿と一緒に
出血が!!!

驚き看護師さんに報告

夕方の回診で先生が

『生理みたいに出血があるのよ』

そーなんだ。
驚いたよ。

『看護師に報告してね。
直ぐに落ち着くから気にはしなくて
大丈夫よー』

湿疹が出てる事も伝えると

『クスリのアレルギーでは
無さそうね。ストレスかもね』と

確かに6人部屋で
色々気は使うのよね。

結局、様子を見ましょうって事で。

『夕食から通常のごはんに
なるからねー』

お粥は直ぐに卒業しました。


18時 夕食



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ごはん
すまし汁
筑前
かか和え
みかん

おかずの量が少なかったので
ごはんは半分以上食べられました。

この日の夜間看護師さんが
メッチャせっかちな方で
食べている途中で下げにきました(笑)

まだ食べてるよーと突っ込み
返して貰いました(笑)

座っていると、お腹が圧迫されて
キズよりも内出血のアザが痛くて
ロキソニンを貰いました。

偏頭痛も出ていたので
ゆっくり22時の就寝まで
ベッドで横になりテレビを見ながら
寝落ちしてました。

入院4日目

2015年11月

朝6時起床

その前から起きている感じでした。

まだ重石を乗せたまま
血圧と体温

朝の回診で重石が
外れるかもよーと看護師さんに言われ
頼む!!外してくれと祈った!

回診まで長く感じた。

点滴も抗生剤と水分の
2種類を同時に入れ始めた。

9時

回診に先生が来てくれた。

『キズ見せてねー。あー腫れてるね。
でも大丈夫そうだね。重石外そう』

ヤッター!!!
待ってたよ。その言葉!!

『よいしょ。重いねー』

メッチャ重くて苦しかったよ

どれどれ、キズはどーなってるんかね


はっ!!
お腹がムラサキやん!!!
すげー内出血……てか、打撲並じゃねー

心の声が聞こえたのか?

『自然に内出血は落ち着くから』

でしょうね……

キズが痛いよりも
内出血の場所が痛いのよね。

まぁー重石が外れただけでも
楽になったかな(笑)

ベッドも起き上げて
腸の動きを確認してもらい
『水からゆっくり始めましょう』

ヤッター!
水が飲めるー

が……手元に水が無かった(*T^T)
まだベッドで安静にの指示だったから
買いにも行けず…
白湯を貰い、チマチマ飲んでいたら
喉に気道の管を入れていた影響か
むせるむせる。

咳をすると腹に力が入ってしまい
痛いの何のって!!
ぶりっこの様なエホッエホッと
咳をして白湯をチマチマ

11時

親が見舞いに来てくれた。

直ぐに、水が欲しいと
買ってきて貰い、ゴクゴク飲む

もうむせようが気にしない位の
勢いで飲んだ(笑)

13時

お昼も食べられないので
水で我慢

血圧と体温をして点滴も交換

尿管に繋がっていた管を抜く。

入れられた時は麻酔で
寝ていたので分からなかったが
抜くときの違和感。

看護師さんからも『大きく息を
吐いてくださいねー。
はいっ!吐いてーーー』に合わせて

フゥーーーーーー!
あたたたっ!

『はいっ!抜けましたよ。』

あー良かった。
すでにトイレに行きたい感じが……

『管が入ってたから違和感で
行きたいだけなのよ。行くときは
呼んでね。歩くのに手伝うからね』

手伝って貰わないと歩けないんやー

しかし、前の日が余り寝れなかったので
一日中、ウトウトしていました。

15時

突然、トイレに行きたくなる

ナースコールをして、いざ!トイレへ

まず、ベッドから降りるのが痛い
足にスリッパを履こうと床に
ついた瞬間、お腹に力が入るらしく
ギョエー!!!と唸ってしまいました。

ゆっくりと立ち上がり
点滴に寄りかかり、一歩踏み出した途端
尋常じゃない程の目眩。
倒れるのでは?と思うくらいの目眩。

これって、凄いですね。

『この目眩で気持ち悪くなる人が
いるので無理に歩かなくて良いのよ』

でも、漏れそうです。

ゆっくり、ゆっくりとトイレに到着

最初の尿はどのくらい出たか
計りたいからカップに出してと
カップを渡され、点滴と手術着に
苦戦しながら尿を採取。

『出たら呼んでねー』と声が聞こえ
カップを落としそうになりながら
でましたぁーと報告

『OK!いい量ね』

いいのか。良かった。

またクラクラの目眩のなか
ベッドへ
横になるのも一苦労
手伝って貰い、ボーッとしながら
ウトウトしました。

この目眩は船酔いになりそうでした。

18時

夕食が出される



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重湯
パンプキンスープ
こぶ茶
ゼリー
ジョア

特に食欲も無かったけど
水で我慢していたので
かなり飽きてしまい。

重湯をゆっくり食べた途端
普通に食えそうだと食欲が出ました。

ほとんど、汁物ばかりなので
食べやすく完食(笑)

物を食べると腸も動き
ガスも普通に出ました(笑)

19時

回診に先生が来てくれて
お腹の内出血が痛い事
ヘソが痛い事
ガスが出た事など報告

順調になっているから
安心してと、内出血は
自然に任せてと……

仕方ない。自然の力に任せるか。

22時消灯

その前に就寝してました。

入院3日目 手術当日

2015年11月

手術当日です。

朝はいつものように6時起床

血圧と体温をして
回りの皆が朝御飯を食べているなか
点滴の開始になりました。



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まだパジャマのまま
連絡を待っていると
看護師さんから『浣腸しますねー』と

はぁー。
グルグルなのに浣腸かよと
初体験(笑)

あっという間に入れられて

『5分はそのままね』と言われたが
速効、我慢できません!!
漏れます!!!

なんとかギリギリまで我慢に
我慢をしてトイレにダッシュ!!!!

危うかったです(笑)

手術の予定は12時

そのまま、待っていましたが
誰からも呼ばれることは無く
回りがお昼を食べているなか
ベッドで待機(*T^T)
何も口に出来ないので
喉が乾いても飲めず。

しばらくすると、看護師さんから
手術着に着替えてくださいと

点滴をしながらなので
手伝って貰い、着替えを終了

足首のサイズを計り
ストッキングを貰い、
履かせて貰いました。

いよいよ、呼ばれますね
何て話をしていたら
別の看護師さんが『緊急でオペが
はいってしまって時間が変わります』

えー!!!
また待つの!と不機嫌に
なってしまいました。
けっこう、待ちくたびれるのよね(*T^T)

14時

突然、看護師さんから
『行きましょう』と言われ
点滴を持ったまま歩いて
手術室へ向かいました。

入室すると幾つかの扉があり
中から先生が出てきて
『こっちこっち』と
呼ばれるがままに手術室へ

最初に名前を読み上げ
他の先生から
『どこの手術ですか』と質問され
『お腹の手術です』と答えると
担当医から『腹だけどさぁー
病名でしょ』と突っ込まれ
卵巣嚢腫ですーと笑いながら
伝えました。

和やかな雰囲気のなか
手術台に乗っかり
麻酔科の先生から説明を受けて
『今から注射を2種類しますね』
2種類?
『最初は眠くならないけど
2本目は眠くなるからね』

へぇー。
どんだけの早さで落ちるのかねー
とケラケラしていると
『じゃー2本目ねー。眠くなるか…』

最後まで聞き取れず、記憶が
無くなりました(笑)

次に気がついた時は
病室のベッドに移された時でした

あまりの寒さで
震えが止まらず。

看護師さんも震えが止まってませんよと
キレ気味に先生に言ってました

担当医から
『嚢腫の他にも筋腫があったから
2つの筋腫取ったからね。』と
ここで説明を受けても
分かりましたーとしか
言えないよ(*T^T)

そして、続けて
『体温が下がったから低体温に
なっちゃったんだよね。そのまま
様子見て』と

あ…そうですが。
としか、リアクション取れんわ!

ボーッとしながら
足にマッサージを付けてもらい
2時間、プシュプシュと
エコノミー対策で指圧をしました

うっすらの記憶のなか
やたらとお腹が重くて苦しくて
何でだろうとナースコールをすると
2キロの重石をお腹に乗せて
いました。

そー言えば、先生が
最後の管を抜くときに
静脈にキズを付けて内出血して
いるから、腫れないように重石を
しますねって言ってた様な…

この重石が一番ツラかった。

全く寝返りが打てず

体には管が繋がっているから
寝返りが難しいのは分かるが
体ごと、押さえ込まれるのは
最もツラい(*T^T)

この日は、一晩中重石にうなされました

夜中の2時

重石で痛いのか?
キズが痛いのか?
寒くてツラいのか??
よく分からずナースコールで
訴えると痛み止めを追加で
点滴をしてもらい、1時間
寝ることが出来ました。

この日を乗り切れば!と
看護師さんからも励まされ
ましたが、時間の経過が遅く
まだ4時、まだ5時と1時間の間隔で
時計を見ていました。

ほとんど寝れなかったです。

入院2日目

2015年11月

朝は6時起床

寝起きから血圧と体温を計ります。

7時朝食

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ごはん
納豆
海苔
味噌汁
切り干し大根

朝からしっかりとした
カロリーのごはん

朝の回診で担当医が他の医師を
連れて挨拶に来てくれました。

4人のチームで手術するからねと
メンバー全員と挨拶をして
いよいよ手術するんだなぁーと
実感しました。

12時お昼



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ミルクパン
マーガリン、ジャム
ビーフシチュー
サラダ
牛乳

これまた、しっかりとしたランチ

午後はやることもなく
テレビを見たり、売店に行ったり
ウロウロ病院内をしていました。

共有のシャワー室は予約制

朝9時には予約の紙が
ナースステーションの窓口に出ます

ちょっとのタイミングで
予約が埋まってしまいます。

最終が16時でしたが、この日はギリで
予約が出来ました。

看護師さんから
『今日のシャワーで毛の処理を
お願いしますね。』と

はぁー。するんですねって感じ(笑)


15時
看護師さんから下剤を渡される。

手術の前にお腹を綺麗にして欲しいと

これが水で溶かした下剤を
たっぷりと飲みます。

下剤を飲まなくても
入院のストレスでお腹の調子は
グルグルしていたので
もっと酷くなりそうと心配でした

が…
30分かけて、ゆっくり飲んで
と言われましたが、不味い(-。-;)

30分かけたくない位、不味い。

なるべく早めに飲みきって
しまいました。

その後、やはりグルグルになり
トイレに何度も行きました。

いざ!シャワーの時間になると
看護師さんからシェーバーを
渡されました。

『ギリギリまで剃ってくださいね』

はぁー。
分かりました……

実際、何処までなのかよくわからず
適当に処理してみました。

上がってベッドでのんびりしていると
看護師さんが『見せて』と(笑)

とりあえず、こんな感じで
やってみましたと見せると

『まだまだね』と
更にベッドで剃られました(笑)

さすがに手慣れたもんでした

そのまま夕食の時間に
18時



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きのこごはん
鯖の塩焼き
すまし汁
里芋の煮物
菊花浸し

季節のごはんだそうです。

21時以降は水とお茶だけ
朝の10時迄続き、そのあとは
何も口に出来ないそうです。

しっかりと夕食を頂き
早めの就寝に備えました。

入院初日

2015年11月

手術2日前からの入院をしました。

まず、入院の申込書を
窓口で提出

そのあと、薬剤師の方と
常備薬の確認
ここで手持ちの錠剤の数を数え
退院で残りが合っているかを確認します

看護師さんから呼ばれ
病室へ向かいます。

病室は6人の大部屋

産婦人科や神経科と同じ
病棟なので色々な患者さんが
いました。

部屋のベッドに案内されて
名前を確認のうえ、リストバンドを装着

テレビの使い方や
冷蔵庫の使用やロッカーと
貴重品のカギなど一通り
説明を受けてパジャマに着替え
気分は入院モードになりました。

前もって準備として
腹帯やディスポショーツ、平オムツ
これらを売店で購入しました。

1500円位掛かったかな。

部屋でのんびりしていると
麻酔科の先生と話をして欲しいと
言われて外来の窓口に行きました。

麻酔の方法について

全身麻酔と神経ブロック麻酔を
行う説明を受けました。

気管挿菅の説明
呼吸障害として喘息があるので
リスクの説明

一通り説明を聞いて
同意書にサイン

この日のスケジュールは終了しました。



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手術のビデオ

2015年10月

親と一緒に病院へ

まず、他の方が受けた手術を
見ました。

子宮の場所や卵巣の場所など
イメージしていたものと違い
とても興味深いビデオでした

その後、手術の方針として
腹腔鏡下手術

前から先生とも、この手術で
いこうと話しはしていたので
この日の話では違和感も無く
普通に話を聞けました。

腫瘍もそれほど大きくないし
ヘソからの手術でお腹に
2ヵ所の傷で大丈夫との事

腫瘍が右側なので
反対側の左と下腹部の2ヵ所

イメージとして以前、手術を
した方の傷跡を見せて貰いました

説明の中で、もし腫瘍に傷を付けて
お腹の中で破裂をした場合は
開腹手術に切り替える
また、卵巣だけではなく
卵菅も摘出すると
理由としては残しておくと
卵菅癌などリスクがあるからだ
そうです。

片方無くなっても生理は
無くならないし
子供も大変だけど諦めなくて
良いので人間の体は凄いと思いました。

一通り手術のリスクや
腹腔鏡下手術の裁判例など
話を聞いて同意書を貰い
家でじっくり書類に目を
通す事が出来ました。

そして、帰りに入院の申込書を
頂き、説明を受けました。

自身で飲んでいる薬は
持ってきて欲しいこと
ヘソから手術の管を入れるので
ヘソの掃除をして欲しいと

ヘソって……表面しか
洗ったこと無かったかも(笑)

また、入院に対して
保証人とまではいきませんが
連絡先が1つ必要でした。

幸い親が居ましたが、ある程度の
年齢になったときに独り身だと
入院の受付も大変だなぁーと
思いました。


次はいよいよ、入院です

結果と入院前検査

2015年10月

癌検診の結果を聞きに来院

他に転移もなく無事に
手術出来そうです。

この日は、入院前の検査として
レントゲン、採血、尿
肺活量、心電図をしました

この肺活量が苦手でして(*T^T)

何度も何度も吐いて吸ってを
繰り返して一番良かった数値を
担当医に出してもらいました。

やっぱり持病の喘息が
引っ掛かりますね。

次の予約は手術の説明を
身内と一緒に確認をするために
予約をしました。